■復調のカギを握るのはやはり…
絶不調のチームを復調に導くカギとなり得るのは、やはりアンドレス・イニエスタだろうか。
開幕節の名古屋グランパスはプレーしなかったものの、続く浦和レッズ戦では63分から途中出場。すると、87分に絶妙なクロスを供給して槙野智章の劇的同点ゴールをアシストした。
そして第3節サンフレッチェ広島戦では28分に先制ゴールを記録。また、3月15日に行われたACLの東地区プレーオフでは、6分、相手のクリアを拾ってペナルティエリア中央から振り向きざまに左足一閃。気迫のこもったシュートでチームに先制点をもたらし、4-3での勝利、そして本選出場に貢献した。
今年で38歳を迎えるイニエスタ。年齢のせいもありプレー時間は多く確保できそうにないが、そのボールコントロールはいまだ錆びついていない。神戸の復調のカギを握る彼がピッチでかける魔法に注目したいところだ。