大湿地帯でした。そして、上空から見ても野生の像たちが群がっているのがよく見えたのです。サイ（犀）たちも見えました。
実は、オカヴァンゴまでは、ヴィクトリア・フォールズからも日帰り旅行ができたのです。上空から野生動物たちを眺めた僕は、「ああ、陸路で行っておけば良かったな」と後悔したものです。
■栄えある１位はアメリカの断層
さて、栄えある第１位は……、アメリカ・カリフォルニア州にあるサン・アンドレアス断層です。
カリフォルニア州は非常に地震の多い地帯で、１９０６年には有名なサンフランシスコ地震が起こっています。当時人口４０万人だったサンフランシスコでは３０００人が犠牲になったと言われています。
その震源となったのが、カリフォルニア州を南北に貫くサン・アンドレアス断層。北米プレートと太平洋プレートの境界に形成された全長１３００キロの大断層でした。
この断層を空から眺めたのは、１９９４年のアメリカ・ワールドカップの最中でした。ニューヨークでイタリア対ブルガリアの準決勝を見てから、僕はロサンゼルスに移動しました（会場のローズボウル・スタジアムはロサンゼルス近郊のパサデナ市にあります）。
