【J1分析】「清水へ帰ってきた」背番号18の白崎凌兵が再び「チームの中心」に【2019年以来の「静岡ダービー」ジュビロ磐田vs清水エスパルス】(2)の画像
清水を離れた金子翔太と清水に戻ってきた白崎凌兵とのマッチアップ 撮影:原壮史
ジュビロ磐田対清水エスパルス 20220226
【明治安田J1リーグ 第2節 ジュビロ磐田vs清水エスパルス 2022年2月26日 13:33キックオフ】
※その1はこちらから

 勝利した清水の中盤で目を引いたのは、背番号18だった。

 かつて清水の背番号10をつけてプレーしていた白崎凌兵は、2018年12月に鹿島へ完全移籍。3シーズンを外で過ごし、このオフに完全移籍で清水へ戻ってきた。

 竹内涼とダブルボランチを組んだ白崎は、反応の鋭さで輝いた。18分には竹内がプレスしたところでボールを攫うとそのまま持ち上がり、山本康裕のプレスをいなすと強烈なミドルシュート。枠を捉えたが、これは三浦龍輝が弾いてみせた。

遠藤保仁を抑える白崎凌兵 ジュビロ磐田vs清水エスパルス(20220226)撮影/原壮史

 カウンター主体の清水において、白崎はゲームメイクだけでなく、コース取りと当たりの強さで遠藤保仁を好きにプレーさせないことにも成功。トランジション時には相手を上回り、混戦模様となってもボールロストをせずに中盤で優位を保った。

 上手さに加え、守備の上手さと勝負強さを備えた白崎は、再び清水の中心になりそうだ。

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