■キャプテンが途中退場してしまったが…

 そんな瀬川は、試合前にネルシーニョ監督のもとへ駆け寄ると互いに笑顔で挨拶。

 試合ではタリクとの2トップとして起用された。

 残留ではなく、勝ち点55で5位以内を目指して戦うという目標を掲げている湘南は、前半、2トップが走り回り裏へ抜け出してゴールを狙う、という戦い方で主導権を握りつつあった。

 ところが34分、3バックの中央であり、新キャプテンでもある大岩一貫がこの日2枚目のイエローカードを貰ってしまい退場。

古巣戦となった瀬川祐輔 湘南ベルマーレvs柏レイソル(20220219)撮影/原壮史

 山口智監督はフォワードのタリクを下げてセンターバックの石原広教を投入して3-5-1に。できるだけ長く0-0のスコアを保とうと試みた。

 ハーフタイムにはインサイドハーフの平岡太陽をフォワードの町野修斗に替えた。1トップに町野が入り、瀬川は1列下がるという構成で後半をスタートさせた。

PHOTO GALLERY 湘南ベルマーレ対柏レイソル 20220219
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