■新戦力ドリブラーは２つのポジションでプレー
先述したように、札幌から加入したチャナティップが川崎での公式戦デビュー戦となった。さらに、横浜FCから加入した瀬古樹も７１分から途中出場。２人の新戦力を投入したわけだが、既存戦力とうまくかみ合ったとはいえなかった。とはいえ、まだ１試合。ここからイメージを共有していくことができるはずだ。
そのうえで、１つキーになりそうなのが、チャナティップのポジションだ。左ウイングで先発した“タイのメッシ”は、後半途中からインサイドハーフでプレーし、２つのポジションでの可能性を示した。３トップがかみ合わなかった中で、タイ人ドリブラーはどこで起用されるべきなのか。そのヒントは、選手のコメントの中にもあった。
