■日本のジャガー
森保一監督からの信頼が厚いのがジャガーの愛称で知られる浅野拓磨だ。両ウィング、さらにはセンタフォワードでもプレーできる浅野の特徴はスピードだ。特にスピードを活かしたサイド突破は魅力的。絶妙な抜け出しからチャンス、そしてゴールにつなげることができる。
2021年10月に行われたオーストラリア代表戦では途中出場で決勝ゴールとなるオウンゴールを誘発。持ち味を活かしたサイド突破から決勝ゴールを演出した。後半の切り札的な役割として、森保監督が起用してくるだろうと予想できる。中国、サウジアラビア相手に持ち味を発揮できるか期待したい。
ボーフムに所属する浅野は代表合流前最後となる1月22日のケルン戦で1−2の1点ビハインドの状況で途中出場を果たすと、70分に同点ゴールを記録。チームを敗戦危機から救う活躍を見せた。良いイメージで代表に合流にできたはず。ジャガーがアジア最終予選で躍動できるか注目だ。