■吉田、冨安の代役は?

板倉滉 写真:渡辺航滋

 まずGKには権田修一だ。アジア最終予選全てでゴールマウスを守っている。今回の2試合でもファーストチョイスとなるだろう。代表では2試合連続クリーンシート(無失点)中だ。

 右サイドバックには酒井宏樹、左サイドバックには長友佑都と森保ジャパンでは不動の2人が並ぶだろう。中国が引いて守ってきた場合、ベテランサイドバックの攻撃力が鍵を握ることになる。

 そして気になるのがCBだ。板倉滉と植田直通の欧州コンビを予想した。今季からシャルケでプレーしている板倉だが、加入後すぐに主力に定着。今季リーグ戦では17試合に出場し2得点を挙げている。欧州組で直近でも試合を行なっているということもあり、Jリーグ組と比べると試合勘はあるはず。高さを武器にした攻守で日本を救ってほしい。

 板倉の相棒には植田だ。もちろん、Jリーグでの活躍を考えれば谷口彰悟の可能性も十分にあるだろう。グループB第1節のオマーン代表戦では冨安に代わりCBで出場した植田だが、低調なパフォーマンスを見せ批判もあった。だが、試合勘や代表での出場経験などを考えた時に森保監督がこの大一番に植田を起用するであろうと考えた。オマーン戦での不安をこの試合で払拭してほしい。

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