■即戦力をピンポイントで補強
大宮アルディージャから完全移籍した翁長聖は、最終ラインと中盤の左右両サイドをカバーするユーティリティプレーヤーだ。17年には長崎でJ1昇格を経験している。攻守にハードワークできるポポヴィッチ監督好みの選手で、戦術にオプションをもたらす存在だ。
ベテランの水本裕貴が抜けたCBには、ジェフユナイテッド千葉の岡野洵を迎えた。187センチのサイズを持ち、対人プレーに強みを発揮する。
GKにも即戦力を迎えた。20年にファジアーノ岡山で40試合に出場したポープ・ウィリアムで、21年は大分トリニータの一員としてJ1で14試合に出場している。GKには昨シーズン全42試合にフルタイム出場した福井光輝がおり、高いレベルの競争が実現する。
昨シーズンは期限付き移籍だった三鬼海が、完全移籍へ移行したのも好材料にあげられる。右SBをメインに稼働する28歳のクロッサーは、昨シーズン35試合でピッチに立っている。