■甲府の補強はいまのところ「控え目」
昨シーズン3位のヴァンフォーレ甲府は、J2の22チームでもっとも遅く監督が決まった。吉田達磨監督の18年4月以来の復帰は、22年1月3日に発表されている。新監督は発表以前から編成に関わっているのだろうが、移籍市場での動きはいまのところ控え目だ。
新監督の就任発表以前に、4人の主力がチームを離れた。昨シーズンのチームトップスコアラーの泉澤仁を大宮アルディージャに引き抜かれ、3バックの左サイドを担当したメンデスがJ1昇格の京都サンガF.C.へ移籍した。また、ボランチを主戦場とする中村亮太朗が鹿島アントラーズの一員となり、21年にチーム2位の41試合に出場した野津田岳人がサンフレッチェ広島へレンタルバックした。