【J2最終節「非情な残留争い」】「19位」“待つ”相模原に届かなった「吉報」…愛媛、北九州、松本と共に降格、J3からは熊本と盛岡が昇格!【戸塚啓のJ2のミカタ】(1)の画像
J2最終節を戦い終えたSC相模原   写真:アフロスポーツ

■最終節で7試合ぶり勝利!大宮が残留

 最後の最後でJ2残留を決めたのは、大宮アルディージャだった。

 12月5日に行なわれたJ2最終節で、18位の大宮は7試合ぶりの勝利をつかんだ。ザスパクサツ群馬を3対1で退け、自力で残留を勝ち取ったのである。

 開始7分に先制される苦しい展開となったが、16分に追いついた。35分にはキャプテン三門雄大のコントロールショットで逆転する。

 後半に入った67分には、相手DFと競り合いながら河田篤秀がロングボールを収め、GKの頭上を破る技巧的な一撃を蹴り込む。終盤には今シーズン限りでの引退する河本裕之が登場し、3対1で試合を締めくくった。

 同時刻に開催されたゲームでは、17位のツエーゲン金沢京都サンガF.C.と引分け、19位のSC相模原東京ヴェルディに0対3で敗れた。この結果、大宮はJ2残留を決めるとともに勝点42で16位まで浮上した。17位に勝点41の金沢、18位には同41の群馬となった。金沢と群馬は、得失点差で順位が決まった。

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