■「きつくないときに走るのはみんな走れる。きついときに走るんです」

 73分に左サイドで日本のプレッシャーなくオマーンにボールが入った時は、「いやゆるいな。それゆるいんだちょっと」と注意。

 さらに、78分に左サイドで、ハーフタイムに柴崎岳と交代して入った三笘がボールを持つものの、周りの日本選手からのサポートがない状況に、「誰かが入らないと、みんな足止まっちゃうんだよね」と、自身の経験に基づいての解説を行った。

 その後、81分に日本が先制した直後、得点した伊東純也に代わって、1-0という状況で投入された浅野拓磨については、前線からのプレッシャーが重要だと述べ、ボールを追う浅野に対して、

内田「ここ走るしかないよ。そうそうそう、きついときに走るんだよ、そうだよ。きつくないときに走るのはみんな走れる。きついときに走るんです」
矢部「今日、アンダー18教えた感が漏れてきてしまってますね」
内田「すいません、ちょっと、熱くなってしまいました。(U-18には)ほんとにいい選手、いるんでね。センターバックが、なかなか豊富な年ってないんですけど、この年はぼく、いいと思います。これから選手権もあるので、そこに出てくる選手もいます」

 と、代表の将来について語った。以前から内田氏は、尚志高3年のチェイス・アンリを高く評価しており、「とんでもない化物」と最大級の賛辞を送っている。

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