内田篤人、森保一監督を評価した「選手に火がつく瞬間」と「F１みたい」と語った冨安健洋の同僚【サッカー日本代表対オマーン代表戦「裏解説」で覗いた「指導者の力量」と「シビアでも温かな眼」】(2)

■内田氏が讃えた森保監督の姿勢

　８９分には、古橋が敵陣で受けたファウルに、森保監督がヒジを使っているではないか、というアピールをしながら近づいていくシーンを見て、

矢部「監督も素晴らしいじゃないですか」
内田「こうやって選手に火がつくんです」

　と指揮官の姿勢についても称賛した。

ロスタイムに入った９１分には、

内田「いやーわかんないからな、まだ」「ぼくらもさんざんここで点取ってきましたからね。同じように向こうがやってくるっていうのありますから」

　と、最後の最後まで安心しない慎重な姿勢を見せていた。

　アンダー１８のコーチを務め、DAZNでも自身の冠番組を持つ内田氏。これから、日本のサッカー界にとってさらに重要度を増していくことになるだろう。