■リカルド監督「最後の1か月ですべてが決まる」

 リーグ戦は今節を含めて残り4試合。来季のACL出場権を手にするためには、リーグ戦を3位以内で終えるか、天皇杯を獲得する必要がある。浦和は現在、その両方の可能性を残しているが、リーグ戦は現在6位。最終節まで横浜Fマリノスや名古屋グランパスとの直接対決を控えているため、今節もしぶとく勝ち点を狙いたいところだ。

 リカルド監督は、会見で「今シーズンのJ1で一番成長したのはレッズだと多くの人が思っているはず」と報道陣から投げかけられると、「シーズンの終盤になると結果を残すことが一番重要で、そのためにチームでしっかりと戦わなければならない。ケガ人などで離脱する選手が出てくることを避けながら試合をしたいと思うが、離脱者が出てしまっても代わりの選手がそれを埋めながら戦っていかなければいけません。

 11か月間、良いシーズンを過ごしてきたが、最後の1か月ですべての結果が決まる。良いシーズンだったのか、それ以上のシーズンだったのかということは、今後の結果次第。しっかりと目標に向かって戦っていきたいです」と、改めてシーズン終盤に向けて気を引き締めた。

 J1第35節は、7日に鹿島のホームで行われる。来季のACL出場権獲得に向けての天王山。浦和は勝ち点3を手にすることができるか。

  1. 1
  2. 2