浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は、5日に定例会見を行い、7日に行われる鹿島戦やシーズン終盤への意気込みを語った。
浦和は負傷者が相次いでいる。今シーズンのはじめからスタメンとして定着し、様々なポジションをこなしてきたMF明本考浩は、10月16日に行われた第32節のG大阪戦で前半のうちに負傷交代し、リーグ戦は2戦連続で欠場している。
また、前節の川崎戦では、エースのFWキャスパー・ユンカーがベンチ外となった。さらに、川崎戦ではダブルボランチの一角を務めるMF柴戸海が後半13分に負傷交代となり、試合終了間際の劇的な同点ゴールを決めたDF酒井宏樹もその得点シーンで脚を痛めた。
リカルド監督は、「キャスパーについては、違和感は抱えているが、そんなに重傷ではなく、良くなってきているし、練習には参加している」と、エースの状況について説明した。また、酒井と柴戸については、「酒井選手と柴戸選手は、状態を見ているところで、現時点ではどうなるか分からない」と、鹿島戦での起用については慎重な姿勢を見せた。来週は代表戦ウィークのためリーグ戦が一時中断するが、「明本選手は中断明けに戻ってきてくれればと思っています」と、終盤戦に向けて明本の復帰に期待を寄せた。