速報【ルヴァンカップ決勝】名古屋グランパスとセレッソ大阪は互いに譲らず0-0で前半終了の画像
名古屋とC大阪の対決は、0-0で前半を終えた 撮影:渡辺航滋(SONY_α9Ⅱ撮影)

ルヴァンカップ決勝 名古屋グランパスvsセレッソ大阪 10月30日13時9分キックオフ(埼玉スタジアム2002)

 キックオフから勢いに乗ったのは名古屋グランパスだった。1トップに据えた前田直輝とトップ下に入った柿谷曜一朗が流動的に絡みながら、右サイドのマテウスの突破など打開の道を探る。相手にボールの奪いどころを絞らせず、どんどんと相手ゴールに向かってボールを動かしていき、開始3分にはクロスから稲垣祥がチーム初シュートを放った。

 加藤陸次樹山田寛人の若い2トップを最前線に配置した4-4-2のフォーメーションのセレッソ大阪も、徐々に前線からのプレスがはまるようになり、流れを取り戻していった。ボールを奪ってから相手の背後のスペース、あるいはサイドへの大きな展開と、名古屋の堅固な守備を揺さぶりにかかる。初シュートまでは時間がかかったものの、34分に中央へと駆け上がってきた松田陸が1タッチでゴール前にボールを送り、ファーサイドの山田にもう少しで届きそうなクロスを送る場面もあった。

 C大阪が畳みかけるように攻めを続ける場面がある一方、名古屋は単発の反撃の場面が増えていく。C大阪は名古屋ゴール前のでのFKやCKを奪っていくが、決め切ることはできない。前半アディショナルタイムには、C大阪が名古屋のボックス内へのボールの送り込みから混戦をつくるが、ここは名古屋GKランゲラックが懸命に抑えて難を逃れた。

 目安が2分と表示されたアディショナルタイムが終了し、両チーム無得点で前半を終えた。

 ハーフタイムの後では、選手交代も鍵を握るかもしれない。

【名古屋グランパス】

GK ランゲラック
DF 中谷進之介
DF 宮原和也
DF 木本恭生
DF キム・ミンテ
DF 吉田豊
MF 稲垣祥
FW 柿谷曜一朗
FW 相馬勇紀
FW マテウス
FW 前田直輝

<控え>
GK武田洋平、DF森下龍矢、MF長澤和輝、FWガブリエル・シャビエル齋藤学、シュヴィルツォク、金崎夢生

【セレッソ大阪】

GK キム・ジンヒョン
DF 松田陸
DF 丸橋祐介
DF 瀬古歩夢
DF 西尾隆矢
MF 原川力
MF 坂元達裕
MF 乾貴士
MF 奥埜博亮
FW 加藤陸次樹
FW 山田寛人

<控え>
GK松井謙弥、DF進藤亮佑、MF清武弘嗣藤田直之、FW大久保嘉人松田力豊川雄太

■ 名古屋グランパス 0-0 セレッソ大阪(前半終了時)