【Jカップ分析】浦和・小泉佳穂と江坂任の「生命線」封じられ…岩波拓也「攻撃陣を自由にするのが僕らの仕事」ルヴァン準決勝敗退【セレッソ大阪vs浦和レッズ】浦和の「次なる目標」(2)の画像
DF岩波拓也「天皇杯とリーグ戦に向けてやり直す」 撮影/中地拓也

■10月10日/Jリーグカップ準決勝・第2戦 セレッソ大阪浦和レッズ(ヨドコウ)

 10日にJリーグカップ準決勝の第2戦が行われ、セレッソ大阪と浦和レッズの試合は、C大阪がホームでも得点を決めて、1-0で準決勝を突破した。一方の浦和は必須だったアウェーゴールを奪えず、5年ぶりの決勝進出とはならなかった。

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 準決勝での2試合はC大阪に2得点が生まれたが、実は両者は9月18日に行われたリーグ戦第29節で対戦したばかり。浦和のホームで行われたこの試合は、攻守の両面で浦和が隙のないプレーを見せ、2-0で完封した。当時、浦和は公式戦の無敗記録を更新している最中で、攻撃陣も好調であり、さらに安定した守備で抑えきるなど、相手を圧倒した。

 しかし、この短期間のあいだに、C大阪はしっかりと対策を行ってきた。DF岩波拓也も、試合後の会見では「小泉(佳穂)選手や江坂(任)選手がタメを作ってパサーになる状況が多いので、そこが少し相手に狙われつつあると感じている。今日もそこで潰されて、カウンターを受けるシーンがあったので、もう少しサイドから攻めてもよかった。

 いろいろな反省点はありますが、彼らがレッズの中心でプレーしているのは間違いないので、いかにフリーの状態を作ってあげられるかは僕らの仕事。(小泉たちは)生命線でもあるし、相手の狙いどころになってきていると感じるが、もう一つ上に行くためには、チームとしてそこを打開していかなければいけないと思います」と話す。

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