■見事だったサウジアラビアのチーム守備
後藤「サウジの攻撃は大したことなかったけど、守備はしっかりしていたね」
大住「チームディフェンスが良くて、しかも取ったボールはあまり失わない。日本はボールを持たされても、なかなか攻められなかったね」
後藤「左のサイドバックは、相手が浅野拓磨だから1対1で対応していた。南野拓実にボールが入った時には、必ず2人で挟み込んでいた」
大住「向こうがそうやってきちっと『ここはこう狙え』と意図を持ってプレーしているのに、日本は何か、持っている力で勝負、という感じだった。これで恐れ入れと言っている感じだけど、今は恐れ入らないよね。オマーンも中国もそうだった」
後藤「恐れ入ってくれ、って言うなら、そのためにも、ちゃんと勝たないと」
大住「まだ3試合で1点だからね。しかもチャンスが多いのに外しまくって1点というんじゃなくて、ペナルティーエリアに入って前向きでシュートを打てる形がほとんどない結果の1点だから、これはつらいよね」
後藤「前半はチャンスがあったでしょ。右から酒井宏樹がクロスを入れて、大迫勇也がボレーで打った場面とか。浅野が入れて南野が折り返した場面とか、前半45分間でそれだけチャンスをつくれれば、特に少ないとは思わないけど。前半くらいの内容で、90分間できていればねえ」