■ショルツ「自分はスペクタクルのある選手ではないけれど…」
今夏にデンマークから移籍してきたショルツは、第25節の徳島戦で途中出場すると、第26節の広島戦からここまでリーグ戦4試合でフル出場を果たしている。そこから、チームも上昇気流に乗った。
短期間のうちにチームにフィットし、守備面において欠かせない存在となったショルツだが、「自分は目立つようなスペクタクル(強い印象)のあるような選手ではないと思っているが、安定していつも同じ仕事をやり続けることができるタイプ。ここからもっと精度の高いプレーを見せることができると思う」と話した。
最後にショルツは、「チームが安定し、勝利しやすい状況になっている。やはり、リーグのトップチームになるためには安定が必要。良いディフェンスがチームを優勝させるということを信じている。このチームはさらによくなっていくと思うし、自分も貢献したい」と、笑顔で会見を締めくくった。
浦和は現時点でのリーグ戦の順位は6位ながらも、来季のACL出場権が獲得できる3位の名古屋との勝ち点差はわずか2。3位争いは5チームが並ぶ混戦状態が続いている。攻守のバランスを保ちながら、自分たちが目指すスタイルにより自信をつける浦和は、ここからさらに破竹の勢いを見せてくれるにちがいない。
■試合結果
浦和レッズ 2―0 セレッソ大阪
■得点
10分 江坂任(浦和レッズ)
59分 汰木康也(浦和レッズ)