■よく似た日韓両リーグのトップが激突
日韓対決の3試合のうち最大の注目を集めたのは蔚山現代(ウルサンヒョンデ)対川崎フロンターレの試合だった。
蔚山が昨シーズンのACLチャンピオンであると同時に、現在K1リーグの首位を走っているチームだからだ。
今年のK1リーグとJ1リーグは、よく似た展開となっている。
J1では川崎が首位に立ち、横浜F・マリノスがこれを勝点4差で追っている(第28節の川崎対ヴィッセル神戸戦が延期となったため、1試合少ない川崎と横浜FMの差は暫定で勝点1)。一方のK1リーグでも、首位の蔚山と2位の全北はともに28試合を終わって勝点4差なのだ(ただし、川崎が27試合で勝点66なのに対して、蔚山は同じ28試合で勝点55)。そして、どちらのリーグも3位以下とはかなりの差があり、優勝争いは上位2チームに絞られている。