■西日本と九州に多いサッカー専用スタジアム
西日本各地のスタジアムで観戦できたことも貴重な経験だった。
福岡市のベスト電器スタジアム(博多の森球技場)や広島市のエディオンスタジアム(広島ビッグアーチ)を訪れるのは、どちらも随分久しぶりのことだったし、大阪府吹田市のパナソニックスタジアム吹田と京都府亀岡市のサンガスタジアム by KYOCERAは最近になって誕生した近代的で素晴らしいサッカー専用スタジアムだ。
さらに、3月29日にU―24日本代表とU―24アルゼンチン代表の親善試合が行われた北九州市のミクニワールドスタジアム北九州(2017年開場)は初めて訪れるスタジアムだったし、U―24代表のホンジュラス戦が行われた大阪のヨドコウ桜スタジアム(長居球技場、旧キンチョウスタジアム)も大規模改修が終わったばかりで、もちろん今回の試合が初めての観戦だった。
こうしてスタジアムを列挙してみて気が付くのは、西日本および九州地方のスタジアムのほとんどが陸上競技兼用ではなく、サッカー専用(またはラグビー兼用)球技場だったという事実だ。
上記のスタジアムのうち、陸上競技兼用だったのは広島のエディオンスタジアムおよび栃木県宇都宮市に昨年完成したカンセキスタジアムとちぎだけだったのだ(日本代表の試合以外に6月7日にはワールドカップ予選のキルギス対モンゴルの試合も観戦したが、これは陸上競技場でもあるヤンマースタジアム長居が会場だった)。