■3カテゴリーの日本代表が列島行脚
さて、5月28日に行われたミャンマーとのワールドカップ予選は千葉県のフクダ電子アリーナで開催されたが、それ以降の試合は首都圏以外で行われた。
ミャンマー戦を含めて5月以降の代表戦の開催スタジアム名を列挙してみよう。
月/日 都市・スタジアム 対 戦
5/28 千葉・フクアリ A代表 ミャンマー
6/ 3 札幌・札幌ドーム A代表対U24
6/ 5 福岡・ベススタ U24 ガーナ
6/ 7 吹田・パナスタ A代表 タジキスタン
6/10 広島・Eスタ 女 子 ウクライナ
6/11 神戸・ノエスタ A代表 セルビア
6/12 豊田スタジアム U24 ジャマイカ
6/13 宇都宮・カンセキ 女 子 メキシコ
6/15 吹田・パナスタ A代表 キルギス
7/12 大阪・ヨドコウ U24 ホンジュラス
7/14 亀岡・サンガS 女 子 オーストラリア
7/17 神戸・ノエスタ U24 スペイン
(スタジアム名はJリーグによる略称)
つまり、5月下旬以来、3つのカテゴリーの日本代表の試合が12試合行われたが、このうち首都圏開催は1試合のみ、関東地方で行われたのもわずか2試合だけだったのだ。きわめて異例の日程だ。
僕も、この試合のスケジュールに合わせてLCCや夜行バスを駆使して全国を回らなければならなかったので大変な1か月半ではあったが、「試合を見てすぐに移動して翌日また代表の試合を見る」というのはまるでワールドカップのような感覚でもあった。海外への旅行がママならない現在、関西を中心に全国各地を歩けたのは(ほとんどの都市が緊急事態宣言下ではあったが)大変に楽しかった。