■「今のなでしこジャパンを森保監督が指導したら、相当強くなっていたと思うよ」

大住「いまのブラジルの女子代表監督は、ピア・スンドハーゲ。彼女はスウェーデン代表監督をやったし、アメリカ代表監督もやっている。そして、ブラジルは彼女を招聘したわけ。それくらい世界は動いているんだよね。

 現段階だと、日本女子の監督候補には池田太の名前が出ていて、別に彼がどうこうではないけれど、これまでの視点にとらわれないように、なでしこジャパンの強化に努めなくてはいけないよね」

後藤「そうだね。国内の監督だったら、森栄次じゃない?だって、強いベレーザを作って、浦和レッズレディースに行って優勝させた」

大住「森栄次じゃなくて、森保一は?初めての男女両方兼任監督」

後藤「ははは。じゃあ、“困った時の岡田武史”とかは?」

大住「けど、今のなでしこジャパンを森保監督が指導したら、相当強くなっていたと思うよ」

後藤「いまのJリーグの監督クラスが、なでしこを率いるのは、ひとつの手だよね。それこそWEリーグで、男子サッカーの、そのクラスの監督がどっかのチームを率いて、そして成功した人が次の代表監督に、という流れはアリだよね」

―2023年には、オーストラリア・ニュージーランド共催のワールドカップですね?

後藤「もう2年しかない」

大住「来年には予選があるでしょ?だから悠長なことは言っていられないんだけど。とりあえず、今回はチームとして上手くいかなかった。高倉監督は、ひとつの考えのもとでやってきたわけで、それには成功も失敗もあるから仕方ない。けど、見ていて思ったのは、もっともっと日本の女子サッカー選手の特徴を活かせるようにしないと。そのためには、しっかりとしたヴィジョンと、徹底したチーム作りが必要」

―選手たちを活かしてほしいですよね?

後藤「そうね。ポテンシャルのない選手ばかりならば仕方ないと思うけど、そうではないからもったいないよね。それにプロリーグができるんだよ? なおさら代表チームには頑張ってもらわないと、代表が強化できなくてはWEリーグ自体が成り立たなくなってしまうじゃないですか。女子サッカーにとっては、それだけ大事な時期だから、ぜひ頑張ってもらいたいです」
 

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