【ガンバ大阪vs鹿島アントラーズ 7月24日】
「後ろが我慢する状況で我慢できなかったのは後ろの責任だと感じている。少しチームがよい流れでないときにはボールを大事にしようという意識が働いてしまうが、それをみんなが思ってしまっている」
昌子源は敗戦後、ファンを見つめながらその声を真摯に受け止めた。そして深々と頭を下げた。
「自信を失っていることはない。勝負の世界なので勝ち負けがあるし、負ければ批判はつきもので、勝てば逆に称賛される。けが人のポジションが被る不運もあるが、それをプラスや良い方向に変えられるのはボクらしかいない」
宇佐美貴史にも切れが感じられなかった。
鹿島は相馬直樹監督が体調不良でパシェコ・コーチが急きょ指揮を執った。