■「終始相手に押し切られるゲームになってしまった」
「相馬監督が準備してきたことをやり続けた。タテを意識する、コンパクトにする、相手のスペースを使う、というところで組み立てもできたし、うまく機能したと思います」
「危ない」「やばい」といった声が何度も、ゴール裏のガンバ・サポーターから聞こえて来た。
ガンバ大阪はどうにか持ちこたえていたが、鹿島は72分、アルトゥール・カイキが荒木遼太郎からのスルーパスを左足で決めた。
ガンバ大阪の松波正信監督は、鹿島のゲームになってしまったことを反省した。
「圧力を受けることは少し予想していたのですが、終始相手に押し切られるゲームになってしまった」
コンディションと過密日程を乗り切る術として、前回の神戸戦は前々回の福岡戦からから6人、今回の鹿島戦も中2日の神戸戦から6人と先発を変えて臨んだ。福岡戦と今回を比べると違いは3人だった。
ガンバ大阪の試練は続く。また、中2日で、火曜日には大分戦だ。