大分トリニータと浦和レッズの対戦も、順位をみれば5位の浦和が優位に見える。ただし、ここも一筋縄ではいかないかもしれない。
通算成績では、浦和が15勝6分9敗と勝率5割に達している。だが、大分のホームゲームでは、4勝5分6敗と負け越しているのだ。
しかも直近5試合で、大分は1勝1分3敗と苦しんでいるものの、喫した黒星はいずれもアウェイでのもの。ホームでは鹿島アントラーズと引き分けるなど、健闘しているのだ。昨季の浦和とのホームゲームでも、大分はスコアレスで引き分けた。ここはカメのマスコットを擁する大分の、堅実な戦いぶりでの引き分けを予想する。
J2では、面白い現象が起きている。ともに7勝7分7敗のブラウブリッツ秋田とジェフユナイテッド千葉、さらに双方とも7勝4分10敗のツエーゲン金沢とファジアーノ岡山という、星勘定がまったく同じチームが対戦するのだ。
この2つのカード、両方とも引き分けを予想してもいいかもしれない。勝ち星のみならず、得失点もかなり似通っているのだ。しかも金沢は岡山相手にホームで4分2敗、アウェイを合計しても3勝6分4敗と、ドローの確率が高い。こうした接戦が、さらにJ2の混迷具合に拍車をかけると予想する。
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