「サッカー批評のtoto予想」(第1247回)7月10・11日 横浜FMに福岡が「蜂の一刺し」!?の画像
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 今回のtotoではJ1第22節の7試合と、J2第22節の6試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 5連勝中と波に乗る2位の横浜F・マリノスと対決するのは、一時期の1ケタ順位からずるずると下がってしまった10位のアビスパ福岡だ。過去の対戦成績では、横浜FMが19勝3分3敗と圧倒。最近の調子を見ても、横浜FMの勝利を予想したくなる。

 だが、直近の試合を見ると再考が必要かもしれない。福岡のリーグ戦直近3試合での連敗は、開始15分以内という立ち上がりの失点が問題だったが、リーグ戦ではないもののミッドウィークの天皇杯サガン鳥栖戦では、無失点で前半を終えている。後半アディショナルタイムに許したゴールが決勝点となったが、「90分間」はゴールを許さなかったのだ。

 対する横浜FMに目を移そう。横浜FMが得意とする時間帯は、後半半ばを過ぎてから。特に残り15分間での得点はJ1唯一の2ケタゴールと、圧倒的な違いを見せている。

 つまり、立ち上がりではなく終盤のチャージで勝負したい横浜FMにとって、福岡は相性が良い相手ではない。さらに、今節はトップ下のマルコス・ジュニオールが出場停止で、10ゴールを挙げている前田大然が五輪出場のためチームを離れている。最終ラインの畠中槙之輔も前節、負傷交代している。ここは思い切って、福岡の横浜FM戦初のアウェイ勝利に賭けてみたい。

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