J1リーグ第20節 ベガルタ仙台―浦和レッズ
7月3日(土)|19:00 ユアテックスタジアム仙台
今節は、降格圏を抜け出したい仙台と、上位との差をさらに詰めたい浦和が激突する。
両チームの試合日程は対照的だ。仙台は6月中に行われた公式戦は3戦のみ。今節は6月23日に行われた第19節の清水戦以来で、10日ぶりの試合となる。前節の清水戦では撃ち合いの末に敗れたため、メンタル面での立て直しも必須だ。
一方の浦和は、6月中は天皇杯にカップ戦のプレーオフと連戦が続き、計6戦を戦っている。先週末に行われた第20節の福岡戦も快勝で、良いイメージを持ったまま今節を迎える。両チームの試合日程の差は、今節にどのような影響を及ぼすのか。
■ベガルタ仙台
17位 勝ち点15 3勝6分10敗 17得点34失点 得失点差-17
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】なし
【直近5試合結果】
L●2-3 清水(H)
L△1-1 鹿島(A)
天●0-1 C大阪(H)
L△1-1 名古屋(H)
L○1-0 大分(A)
【通算対戦成績】
H 15試合・3勝 6分 6敗
A 19試合・0勝 4分15敗
計 34試合・3勝10分21敗
【直近対戦成績】
2021年 5月 9日 J1第13節 ●0-2(A)
2020年10月18日 J1第23節 ●0-6(A)
2020年 7月 8日 J1第 3節 ●1-2(H)
2020年 2月16日 ル杯第1節 ●2-5(A)
2019年 7月6日 J1第18節 ●0-1(A)
【今節のみどころ】
前節のリーグ戦は、6月23日に行われた清水戦。シーソーゲームとなったこの試合では、相手に2度追いついたものの、撃ち合いの末、2-3で敗れた。10日ぶりの公式戦となる今節では、コンディションの面では問題ないはずだが、前節での敗戦を引きずらずに立て直すことが求められる。
また、久しぶりの試合となる中、戦術や連携の面において、トレーニングの成果に注目したい。
浦和との前回対戦は5月。自分たちのスタイルを発揮する時間帯も多く見受けられたが、当時、浦和に加入したばかりのFWキャスパー・ユンカーの決定力に屈した。前回の反省を生かし、今節はユンカーをしっかりと封じこみたい。注目選手は、FWマルティノス。スーパーサブとして後半からの投入が予想されるが、持ち味のドリブルを生かして古巣のゴールに迫ることができるか。