今季のJ1で本拠地が最北端にある北海道コンサドーレ札幌と、最南端の大分トリニータが対戦する。ともに戦術家が引っ張るチーム同士の、興味深い顔合わせだ。

 これまでJリーグトップタイの12得点を挙げている札幌のエース、アンデルソン・ロペスの移籍前提の離脱、という衝撃的なニュースが18日に報じられたが、両チームの過去の対戦成績は、大分が9勝7分8敗とわずかに勝ち越しているだけ。近年でも1点差での決着が多いなど、僅差の戦いを演じてきた。

 ただし面白いのが、「強み」がはっきりしている点だ。札幌は6勝5分1敗、大分は8勝2分2敗と、ともにホームで大きく勝ち越しているのだ。直行便がなく、2000キロ近い遠征の負担も影響しているのだろうか? ここ2年は大分が2勝2分と勝ち越しているが、現在の順位もあり、今回はホームで札幌が勝利を取り戻すと予想する。

 今回、J1より多い7試合が対象となっているJ2では、勝ち点1差に上位4チームがひしめくデッドヒートが続いている。その状況で、2位と同じ勝ち点ながら得失点差で首位に立つ京都サンガF.C.は、ツエーゲン金沢と対戦する。

 首位の京都に対して金沢は11位と、順位では差が開いている。だが、京都にとって簡単な相手ではないだろう。京都は驚異の13試合連続という無敗ロードを歩んでいるが、ここ3試合はドローが続く。しかも、金沢相手には過去3勝7分2敗と、勝ち切れない試合が多いのだ。4試合連続のドローも、十分にあり得るだろう。

 今回のtotoの購入締切は6月19日で、ネット販売は12時50分、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分となっている。

PHOTO GALLERY ■編集部の予想は、こちらから!■
  1. 1
  2. 2