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１９日間で９連戦。２０２１年５月２８日から6月１５日にかけ、男女Ａ代表、Ｕ－２４代表合わせ、サッカー日本代表は怒涛の日程となった。五輪最終選考のための対ジャマイカ戦、ピクシーの愛称で知られたドラガン・ストイコビッチ監督率いるセルビアとのＡ代表親善試合、そしてなでしこ……大住良之、後藤健生のサッカージャーナリスト２人が徹底的に語り合う！
■「大迫勇也の次」はオナイウ阿道で確定
―セルビア戦、後半の３分に鎌田大地のキックを、谷口彰悟がヘディングですらして、伊東純也のゴールへとつながります。
大住「キレイなゴールだったよね。あの時の伊東の速さはすごかったな」
後藤「けどあの時は、相手が全然スペースを空けちゃって。伊東の前には誰もいなかったからね」
大住「谷口がヘディングをした時には、伊東はすでに予測しているんだよね。でなければ、あんなスピードが出ない。谷口がヘディングをした時に、あっ、みたいに反応していたら、あのスピードのゴールは出ない。だからあれは狙っていた形だとは思うけど、それがキレイに決まったよね」
後藤「あとは、あのオフサイドで取り消しになってしまったオナイウのゴールだよな。あそこで、もう少し落ち着いていれれば、オフサイドを意識してプレーができていたのに」
大住「けど、あれはオフサイドじゃなかったと思うよ。伊東が持っていたボールよりも、パスを出した瞬間にオナイウは後ろにいるんだよね。森保一監督も、あのプレーには微妙に言い分があったようだし」
―映像ではオフサイドに見えませんでしたね？
大住「守田英正のパスが素晴らしかったよね。伊東のスピードが活きて、それでオナイウがついていって。素晴らしい得点だったけどね」
後藤「あれはキレイだった」
