柏レイソル、鹿島下す!(1)常勝軍団相手に「高性能カウンター」が連続炸裂の画像
先制ゴールを喜ぶクリスティアーノ 撮影:中地拓也
■【画像】柏レイソルー鹿島アントラーズの写真■

■7月11日/J1第22節 柏レイソル - 鹿島アントラーズ(三協F柏)

 柏が日立台で勝利を掴んだ!

 Jリーグ中断前最後の試合で、ホームに鹿島アントラーズを迎えたレイソル。上位進出を狙う常勝軍団を相手に難しい試合になるかと思われたが、蓋を開けてみれば2-1で勝利。点差以上の好内容を繰り広げ、勝ち点3を積み上げた。クリスティアーノとペドロ・ハウルという“獲るべき人”が獲ったゴールで、順位も15位に浮上。良い雰囲気で中断期間に入る。

 天皇杯3回戦で味わった悔しさを日立台で晴らした。この試合の4日前には、同じ日立台の地でJ2京都に1-2で敗戦。クリスティアーノ、ペドロ・ハウル、ドッジを先発に並べ、ヒシャルジソンが途中出場という助っ人4人を出場させながら、下克上を許してしまった。中3日で迎える相手は、常勝軍団の鹿島。厳しい展開が予想された。

 ところが、試合開始のホイッスルを聞くや、ピッチを支配したのは黄色いユニフォームだった。鹿島も素早い寄せで柏の攻撃を封じようとするが、それを上回る。鹿島のビルドアップをしっかりと受け止めてボールを奪い切ると、素早く縦につけた。序盤は互いに“縦”を素早く狙う展開だったが、よりゴールに近かったのは柏。決定機を作って鹿島を脅かした。

 前半だけで柏が放ったシュートは8本。鹿島の2倍ものシュートを放った。ゴールにこそつながらなかったが、スタジアムに集まったサポーターの期待感は高まる一方だった。

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