■5月16日/Jリーグ第14節 ガンバ大阪―浦和レッズ(パナスタ)
G大阪と浦和レッズの対戦は、3-0でアウェーの浦和レッズが勝利した。この試合で先発した浦和のMF田中達也は1ゴール2アシストと、すべての得点シーンに絡む活躍を見せ、チームの勝利に貢献。公式戦連続得点中のFWキャスパー・ユンカーの2ゴールをアシストするなど、攻守の両面にわたって持ち味の走力を発揮し、右サイドから浦和のホットラインを形成した。
田中にとって、リーグ戦は第2節・鳥栖戦以来となる今シーズン2度目の先発出場。また、ゴールは“古巣対決”となった第11節・大分戦以来で、今シーズン2点目を記録した。
この試合では、監督交代で再起を図るG大阪に前半からボールを支配され、浦和はほとんどの時間で守備に回ることになった。しかし、落ち着いて相手の攻撃を跳ね返し、ボールを奪った時には素早く相手陣内へと攻め込んだ。
そんななか、前半16分に田中を起点にして浦和に先制点が生まれる。右サイドの深くから田中がゴール前へクロスを送ると、ユンカーがヘディングで合わせて、ネットを揺らした。
また、先制点から4分後の前半20分には、左サイドのDF明本考浩からのクロスに、ゴール前へ走り込んだ田中が右足で合わせて、追加点を決めた。ボールを保持する時間も少なく、理想とする自分たちのスタイルが発揮できない中、浦和が少ないチャンスを仕留め、前半の早いうちに2-0とリードを広げた。