■ガンバ相手に14本のシュートを放つ!
圧倒的に保持するスタイルに加えてロングボールを用いた攻めもできれば、鬼に金棒。ここ数試合で見られた相手チームに押し込まれた時間帯に、相手の“前がかりさ”を逆に突くこともできる。川崎は強さを磨くことに余念がないのだ。川崎はガンバ大阪を相手に14本のシュートを放った。“最強の盾”と称された名古屋グランパスに対して2ケタのシュートを撃てなかった川崎だが、攻撃的スタイルを見事に取り出してみせた。
ロングパス一本での速攻という新たな“攻め手”を得た川崎は、次節、等々力競技場にベガルタ仙台を招いて試合を行う。今季第2節で5得点を奪って圧勝した相手だが、同じ展開ができる保証はない。川崎にとってホームで無敗記録をさらに伸ばすことができるのか。注目の一戦となる。