◼︎右サイドの西との関係性は「森脇良太と似ている」
また、開幕前から戦列を離れていた西が右SBに固定されるようになってからは、同じ右サイドの関根の特徴が生かされて、より積極的に攻撃に関わることができている印象だ。
その関係性について問われた関根は、「大伍くんの良さは先読みをしてポジションを取れるところ。サイドに開いたり、中間ポジションを取ったりと、その動き出しも早い。僕はそのギャップを突いたりしながらバランスを取って、良い関係でプレーできていると思います。ボールの持ち方が上手なので、裏へ抜ける時と足元にボールを付ける時と、すごくやりやすさを感じます」と、西のプレーを賞賛していた。
さらに、報道陣から、かつてミハイロ・ペトロヴィッチ監督のもとで共に右サイドを務めた森脇良太がいた時代と比較し、「(森脇と西との)右サイドでの関係性で共通しているところがあるか」と問われると、関根は「上手さのところで、似ているところはあると感じます」と話した。
今節でも、関根と西が連携することで、右サイドがホットラインとなり、そこから何度もチャンスを演出していた。
徳島戦でゴールを決めた際、「飛び込む感覚がつかめてきた。二桁得点を目指したい」と話していた関根。連勝はストップしたが、反省を生かし、次こそゴールを量産してくれることだろう。
■試合結果
セレッソ大阪 1ー0 浦和レッズ
■得点
66分 丸橋祐介(セレッソ大阪)