◼︎「VAR介入後が鍵を握る」と関根
関根は、チームとしての今後の課題も挙げた。
「前半はいい形を何度も作れた。後半もいい形を作れていたので、ゴール前のクオリティを上げていかなければいけないということが課題のように感じる。VARのチェックで、かなりの時間で中断して、そのあとに失点しているので、もう一度集中し直すところは、みんなで次に生かしていきたいです」
今節では、後半8分を過ぎた頃にVARが介入。FW武藤雄樹がペナルティエリア内で仕掛けた際に、相手のハンドがあったかを確認したが、判定は変わらなかった。
さらに、続く16分にもVARのチェックで試合が中断した。この時は相手のシュートが小泉に当たり、ペナルティエリア内で小泉のハンドがあったかを確認したが、ハンドの判定にはならなかった。
この試合、後半に連続して2度にわたって介入したVARの影響で、合計でおよそ10分間、試合が中断した。そのあと、浦和は後半21分に失点している。
VARのチェック時には試合が一時中断される。気持ちや集中、試合の流れも一旦落ち着いてしまうだけに、そのあとの試合への入り方はチームで共有しながら工夫しなければならない。関根は今後の課題として、VAR後の対応を挙げた。