移籍「最大の目玉」ハーランドに熱視線!マンC・グアルディオラによぎる「苦い過去」の画像
欧州列強が注目するアーリング・ハーランド(ボルシア・ドルトムント) 写真:ロイター/アフロ

 今季のチャンピオンズリーグにおけるボルシア・ドルトムントの挑戦は終わった。だがアーリング・ハーランドの移籍をめぐる報道は過熱の一途を辿っている。

 ドルトムントはマンチェスター・シティに敗れ、チャンピオンズリーグのベスト8敗退が決定した。今季のブンデスリーガでは、チャンピオンズリーグ出場圏内の4位以内に入れず苦しんでいる。

 これがハーランドの移籍を加速させる、ひとつの要因だとみられている。来季のチャンピオンズリーグにドルトムントがいないのであれば、ハーランドとしては残留する意味が少なくなる。

「チャンピオンズリーグ出場圏内に入れなければ、スポーツ的側面、経済的な側面で悲劇的な結末が待っている」

 マッツ・フンメルスは、そう語っている。

■ビッグクラブの争奪戦

 バルセロナ、レアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘンパリ・サンジェルマン……。複数クラブがハーランドに関心を示す中、動向に注目が集まっているのがシティだ。

「私に言えるのは、ハーランドが素晴らしいストライカーだということだ。彼の年齢を顧みれば、なおさらだよ。彼が残した数字が、雄弁に物語っている」とは、シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督の言葉だ。

「FWの選手というのは、相手のペナルティーエリア内にいる時に、得点の可能性を大きくする。私は数学の学者ではないが、そのことは明らかだ。なので、我々としてはハーランドをペナルティーエリアの外でプレーさせたい。そうすれば彼のゴールチャンスは減る」

 ハーランドは今季、ブンデスリーガ23試合21得点6アシスト(第28節終了時点)を記録している。グアルディオラ監督が語るように、数字の上では申し分ない成績を残しているというのは疑いの余地がない。

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