■「大迫は持ち直してきたね」
―今回の4試合で最も印象に残った選手は?
後藤「田中碧かな」
大住「田中もそうだけど、やっぱり大迫って感じ」
後藤「大迫はクラブでは試合に出られないことが多くて、やっぱりまだ本調子ではない。だけど大迫は、他の選手には代え難いもの持っているから、日本代表として戦ってほしい。フル代表にも、アンダー24にも、ボールを収められる選手は他にいないからね。それはすごく大きい。30日の試合なんかでも、難しい場所できっちりとボールを収めていたからね」
大住「ペナルティエリアの中で、3人に囲まれているのにボールを持ち直して、ちゃんと味方にシュートをさせるなんて、なかなかできないよね」
後藤「30日は相手が相手だったけど、大迫も3点取ったから、これで調子を持ち直してほしいね」
大住「そうそう。大迫には点を取ってほしかったから、点が取れて本当によかった」
後藤「韓国との試合で、南野と大迫には点を取ってほしい、って言ったけど、その2人がいきなり最初に点を取るとはね」
―ボールを収めるタイプのフォワードは、Jリーグにいませんか?
大住「興梠慎三。あとは、そういった仕事はみんな外人選手がやってるの」
後藤「そういう選手がいなかったから、南アフリカワールドカップの時に岡田武史監督は本田圭佑をトップに使ったんでしょ?」
大住「そうだね、それはひとつのアイデアだった。アルベルト・ザッケローニ監督の時も、本田をトップ下で使って、左に香川真司、右に岡崎慎司を置いたんだよね」
後藤「だからオーバーエイジ枠は本田だよ」
大住「それは悪くないね、今どれだけできるかは分からないけど」
後藤「本田自身がオリンピックに行きたいって言ってるんだから。まあ本田みたいなタイプが入ると、周りの若い選手たちが萎縮しちゃうから、そこは心配だけどね」
―上田綺世は、去年は結構ボールを収めていた印象ですが。
大住「そうなんだよね、上田は万能タイプなんだ」
後藤「彼はこれからどういうタイプのフォワードに育つんだろうね。ボールも収められるし、裏抜きもできるしね。そうやって楽しみにしていたのに、今年はどうも……。
釜本がいればな」