■「日本代表の青いユニフォームは、実は背番号が見えづらいんだよ」
―そして、3月30日のモンゴル戦に話を移しましょう。フクダ電子アリーナでの試合は無観客だったんですよね。スタジアムの雰囲気は良かったですか?
大住「完全に無観客」
後藤「30日は何が良かったかって言うと、フクアリはピッチが近くて見やすいじゃない?そして日本代表が白いユニフォームで背番号が見やすいし、モンゴル代表は胸の番号が大きいから番号が見やすい。だからストレスを感じずに見られたよね。日本代表の青いユニフォームだと赤文字で背番号が書いてあって、見にくい」
大住「あれを見えない人がたくさんいるんだよ。日本人は割合少なく、20人に1人程度なんだけど、ヨーロッパ人は12人に1人くらいいるんだから」
後藤「なるほど、じゃあヨーロッパ人の目をくらませるためにやっているのか! ほら4番をマークしろ、っていう時なんかに背番号が見えないように」
大住「今はUEFAなんかが、そこらへんはすごい厳しくて、片方が非常に濃い色で、もう片方は薄い色でなくてはいけないとか。もう赤と青だからいいだろうって言うもんじゃないんだよね」
後藤「あの背番号で、横浜国際とかピッチが遠いとこなんてどうしようもない。だから30日は、そういう意味でラクだった」
大住「あと30日は森保一監督の指示がいちいち聞こえたしね」
後藤「そうそう、大熊清監督じゃなくても聞こえる」