「ユニフォームの色も興味深いね」
大住「だから代表チームはもちろんそうなんだけど、下の年代も、女子も、韓国がライバルだよね」
後藤「そうそう。韓国の女子も強くなったしね」
大住「相手は赤くて、こっちは青くてさ。それも過去に一回だけ色が変わっちゃったことはあったけど。
バルセロナオリンピックの時にマレーシアで予選をやって、その時は日本が赤、韓国が青だったんだよね。その試合を見ていた、とある日本サッカー協会の偉い人が、日本も強くなったな、って青いユニフォームを着た韓国チームを見て言ったんだよね。本当はコテンパンにやられたんだけど。そういう一件があって、日本サッカー協会は青いユニフォームに戻したんだよ」
後藤「ははは」
大住「大学生じゃないよ、Jリーグの若い選手だよ。澤登正朗とか出ていたからね、けっこうトップの選手も。まあとにかく、国旗の色だということで、日本も一時期はユニフォームを赤にした時期があったんだよ」
後藤「三菱と同じにしようと思ったんじゃない?」
大住「ははは。三菱も赤にして強くなったからね」
後藤「そうそう。昔は三菱も青かったんだよ。あれは森孝慈さんの時に赤くしたんだよ」
大住「それについては僕が原稿に書いたよね。まあとにかく日韓の歴史の系譜としては、韓国は赤で、日本は青。いまは赤と青で試合は、なかなかやんないけどね。ホームが濃い色を使って、アウェイが薄い色を使う。韓国は白でやると思うんだけど」
後藤「いまの日本代表は、あれが青なんだか、よくわかんない迷彩色のユニフォームだけどね」
大住「本当にあれはもうやめないかね」
後藤「また今回もあれを使うようじゃないですか」
大住「ねえ。オリンピックでどうしてもあのユニフォームを使いたいんだね。オリンピックが終わった後の9月には変わるんじゃないの?」