「日本代表」新戦力のプレースタイル(2)山根視来「外に走り、内に走る攻撃センス」の画像
山根視来は外国人選手相手にも当たり負けしない 撮影:中地拓也
■【画像】山根視来のプレー写真全8枚■
※その1はこちら

■3月25日/親善試合 日本―韓国(日産)
■3月30日/W杯アジア2次予選 日本―モンゴル(フクアリ)

 韓国戦とモンゴル戦に挑む日本代表メンバー23人。14人もの国内組が選ばれたが、王者・川崎フロンターレからは1人しか選出されなかった。それが、DF山根視来だ。

 山根が右サイドを崩すに当たって、最も多く絡むのが右ウイングの家長昭博だ。家長は、前線でタメを作って、アイデアあふれるパスを繰り出して、右サイドからチームを活性化する。その家長の外側や内側を、その時々に合わせて山根は駆け上がる。

 外を駆け上がればクロスやさらなる崩しを狙い、内を駆け上がればペナルティエリアに侵入してチャンスや得点をうかがう。相手複数選手に囲まれながらもボールを保持する家長を横目にペナルティエリア目掛けてスプリントし、そこに家長からループパスが届けられるやそのまま得点を決めたこともあった。

PHOTO GALLERY ■【画像】山根視来のプレー写真全8枚■
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5