■3月17日/J1第5節 横浜F・マリノス―徳島ヴォルティス(ニッパツ)
10分に先制ゴールを奪ったものの、徳島ヴォルティスを相手に苦しい展開が続いた横浜F・マリノス。相手はアウェイとはいえ中3日で、中2日のマリノスより1日短かかったせいもあってか、「リズムが出ませんでした」(アンジェ・ポステコグルー監督)。
公式データの徳島の前半のシュート数は1本だったが、それ以上に徳島が横浜陣地に攻め込もうとした。そして後半の徳島のシュート数は10本。追いつこうとするアウェイチームの気迫に、ヒヤヒヤしたサポーターも多かっただろう。
先制点に加えて、さらに追加点を奪えればマリノスにとっては大きな後押しとなるはずで、だからこそ、60分のVAR判定にはスタジアムがざわつく事態となった。前田大然がペナルティエリアで右足を振りぬき、豪快にゴールネットを揺らしてゴールしたかと思われたが、そこでVARチェックを知らせる画面が電光掲示板に現れたのだ。