■5年以上で総額115億円を要求?
これで今季リーグ戦17試合出場17得点。ひとり“電撃戦”を展開するハーランドを、主将のマルコ・ロイスも絶賛した。
「(ハーランドがジャンピング・ボレーで決めた)2点目はセンセーショナルだったね。彼は絶対的なマシーンだ!彼の前向きなエネルギーは僕たちを後押する。僕らにとって信じられないほど良いものだ」
もはやどう考えてもブンデスの器に収まり切らないハーランドを、欧州のビッグクラブが放っておくはずがない。既に争奪戦が展開されているのは周知のとおり。英紙『デイリー・スター』によると、“モンスター”の獲得を狙うマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、チェルシー、レアル・マドリードに対して、ハーランド側が5年以上で総額7800万ポンド(約115億4000万円)を要求したという。
こうした金銭面の基準を満たせるかどうかはともかく、1人のサッカー選手としてさらなる飛躍を目指すのであれば、ここはマンチェスター・シティへの移籍がベストなのではないか。シティの監督はペップ・グアルディオラ。ペップは革新的な戦術をピッチに持ち込むだけでなく、選手のポテンシャルを十二分に開花させることにも長けている。なぜ、リオネル・メッシは伝説的な存在となったのか。