【ハーランド】ブンデス17試合17ゴールの「ノルウェイの怪物」驚異のジャンピングボレーに見えた未来の画像
アーリング・ハーランド(ボルシア・ドルトムント)写真:ロイター/アフロ

 この男こそが“メッシ2世”か――。2月20日に行われたブンデスリーガ第22節、ボルシア・ドルトムント対FCシャルケ04。伝統のダービーでライバルを粉砕したのは、やはりと言うべきか、規格外のノルウェー代表FWだった。

 その3分前にジェイドン・サンチョが先制して間もない前半終了間際のこと。ボックス内で待ち構えていたアーリング・ブラウト・ハーランドは、左のサンチョからのクロスをジャンピング・ボレー。全盛期のズラタン・イブラヒモビッチを彷彿とさせる豪快なシュートで、最下位に喘ぐシャルケに追い打ちをかけた。現地『ビルト』紙は「エア・ジョーダンのようだ」と、驚異的なジャンプ力を伝説的な元NBA選手、マイケル・ジョーダンのそれになぞらえている。

 試合中、ボックスの手前で絶妙なトラップやポストプレーを披露し、ライバルを翻弄し続けた“モンスター”は、3-0で迎えた79分にもゴールを決め、瀕死のシャルケに止めを刺した。ジュード・ベリンガムの右からのグラウンダーのクロスを、今度はシンプルにファーで合わせる。

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