■注目選手(2) MF:長澤和輝(浦和レッズから加入)
ACLといえば長澤、というイメージが浦和サポーターの間で確立されるほど、強度の高いプレーで海外のチームを相手に負けない、戦える選手、だ。ACLに挑む名古屋にとってぴったりの補強になった。
潰し屋としての役割からスルーパスを出す役割までこなすことができるその存在は長いシーズンを戦い抜くうえで重宝されるが、専修大学時代は1年後輩の仲川輝人(横浜F・マリノス)と共に攻撃サッカーを象徴するアタッカーだった。ウイングがサイドからアタックしている間にインサイドの選手がゴール前に飛び込んでいくことが多いフィッカデンティ監督のサッカーで、その本来の持ち味も発揮されることに期待したい。