■降格4チームで移籍市場が活発に
「22分の2」へ向けた戦いへ、各チームが戦力を整備している。
2021年シーズンのJ2リーグも、J1昇格の要件は20年と同じだ。すなわち、上位2チームの自動昇格で、プレーオフは行なわれない。上位2チーム入りが必須となるのは、厳しいサバイバルと言っていいだろう。
しかも今オフは、J1への“個人昇格”が例年以上に多い印象がある。とくにJ1の中位から下位チームが戦力に厚みを持たせている。下位4チームがJ2へ降格することが、その理由にあげられるだろう。
一方で、J1の若手選手がJ2へ期限付き移籍するケースも増えている。J2からJ1、J1からJ2という流れだけではなく、J2からJ2への移籍も目立つ。
移籍市場が活発な動きを見せているなかで、各チームはどのように戦力を整えているのか。「J2のミカタ特別編」として、今回から定期的にJ2チームの補強を査定していく。