決勝で戦うガンバ大阪とは今季のリーグ戦で2試合対戦し、1-0、5-0と2戦2完封勝利を果たしている。しかも2試合目は、川崎がリーグ優勝を決めた記念の試合だ。川崎としてはこの勢いのままにガンバを蹴散らして、初の天皇杯優勝の栄誉を掴みたい。
なお、ベストイレブンにも選出されたDF登里享平はこの試合も出場は不可能なため、準決勝同様に本職ではない旗手怜央が入るか、もしくは、その準決勝で67分から途中出場した車屋紳太郎が入ることになる。車屋が先発するかどうかは、負傷から復帰したばかりということで、コンディション次第になりそう。
対するガンバ大阪は、リーグ終盤戦にケガ人が相次ぐ苦しいチーム状況だったが、ここに来て戦力が続々と戻ってきている。準決勝の徳島ヴォルティス戦では、MF小野瀬康介が先発し、FW宇佐美貴史が61分から途中出場。運命の一戦を前に、戦力はほぼそろいつつある。