■得点王はウタカ、最多アシストはサロモンソン

【得点ランキング】

1位:ピーター・ウタカ(京都)22(2)

2位:ディサロ・燦・シルヴァーノ(北九州)18(1)

3位:垣田裕暉(徳島)17(1)

4位:山口一真(水戸)15(2)

5位:ヴィニシウス・アラウージョ(山形)14(1)

6位:中山仁斗(水戸)13(0)

加藤陸次樹(金沢)13(0)

阿部拓馬(琉球)13(2)

 ウタカは甲府に在籍していた昨年に続いて、2年連続20点以上をマークし、16年のJ1得点王に次ぐ個人タイトルの獲得となった。また、昇格チーム以外から得点王が生まれるのは、17年のイバ横浜FC、現在は大宮)、18年の大前元紀(大宮、現在はザスパクサツ群馬)、19年のレオナルドアルビレックス新潟、現在はJ1の浦和レッズ)に続いて4年連続となる。

 2位のディサロは自身初のJ2で、ランキング2位に食い込んだ。3位の垣田は金沢に在籍した18年は9点、19年は8点に終わっており、プロ5年目で自身初の2ケタ得点を記録した。

【アシストランキング】

1位:エミル・サロモンソン(福岡)10

2位:藤田征也(徳島)9

3位:明本考浩(栃木)8

  :大前元紀(群馬)8

  :福村貴幸(東京V)

  :福森健太(北九州)

 最多アシストを記録したのは、福岡の右サイドバックのエミル・サロモンソンだ。高精度の右足でチャンスクリエイトを担い、リスタートのキッカーも務めた。

 2位の藤田も右サイドのスペシャリストだ。コンサドーレ札幌と湘南ベルマーレでJ1昇格を経験した33歳は、7アシストの岸本武流とともに徳島の“右の翼”として得点機を生み出した。

 3位タイの大前元紀は、35試合出場で8得点8アシストを記録した。大宮を契約満了となって群馬へ辿り着いた31歳は、5得点に終わった昨シーズンからの復活を果たした。

 次回の「J2のミカタ」では、今シーズンのベストイレブン、MVP、新人王など独自に選定して発表する。

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