J1リーグ第27節 鹿島アントラーズ―川崎フロンターレ
11月14日(土)|17:00 県立カシマサッカースタジアム
時代は変わった。川崎がJ1を初めて戦った2000年、鹿島はリーグ戦ではダブル、ナビスコカップ決勝では2-0の勝利を突きつけた。あれから20年が経ち、立場は逆転した。鹿島の川崎相手のリーグ戦最後の勝利は、2015年の2ndステージにまでさかのぼらねばならない(チャンピオンシップでは2016年に勝利)。
通算対戦成績では、まだ大きく鹿島に分がある。だが現在、首位に立つ川崎と6位鹿島の間には、勝ち点20の差が広がっている。
鹿島はACL出場権獲得へ、試合を落とすことはできない。前節に札幌相手に敗れた川崎は、絶対に連敗などしたくはない。2つのプライドが激突する。
時を20年戻すことはできないが、鹿島が川崎の上に立つ新たな20年はつくることができる。あるいは、川崎が勝ち点差を23へと広げるのか。20をめぐる激しい攻防が始まる。
■鹿島アントラーズ
6位 勝ち点48 15勝10敗3分 得点43、失点37、得失点差6
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
○A横浜M 3-2
●H名古屋 0-2
○H広島 1-0
○A神戸 3-1
●A札幌 0-1
【通算対戦成績】
通算 45試合・14勝9分22負
ホーム 22試合・ 9勝5分 8負
アウェイ 23試合・ 5勝4分14負
【直近対戦成績】
2020年 8月 5日 ルヴァン予選(2) H2●3
2020年 7月 4日 J1第 2節 A1●2
2019年11月 9日 J1第31節 H0●2
2019年10月13日 ルヴァン準決勝(2) H0△0
2019年10月 9日 ルヴァン準決勝(1) A1●3
【今節のみどころ】
出場停止だったファン・アラーノも戻ってきた。チーム状況を整えて、首位チーム叩きに挑む。
前節は横浜FM相手に2点ビハインドの試合をひっくり返したが、2試合連続の2失点は改善が必要な点だ。熟成途中のCBコンビなど、鹿島守備陣にとってパスサッカーと強烈なFWを擁する川崎は絶好の挑戦相手。今季リーグ戦で1-2、ルヴァンカップで2-3と敗れている川崎に、リベンジを果たす時が来た。