梁に強く憧れ、「10番」を熱望するMF佐々木匠とマッチアップする機会が多く、互いにボールを奪いに行くなど、積極的なプレーを見せた。梁としては短い出場時間で得点に絡むことはなかったが、サポーターとしては見慣れたその姿に感慨深いものがあったはずだ。
そして試合終了のホイッスルが鳴ると、DFシマオ・マテ、GKヤクブ・スウォビィクらと抱擁。さらに、DF飯尾竜太朗、MF関口訓充、GK川浪吾郎、佐々木、スタッフらが次々と梁とグータッチをするなど、旧交を温めた。
さらに、仙台の選手がスタジアムを一周したあとには、梁もスタジアムを一周。その際、クラブが用意した梁のチャントがスタジアムに流れ、観客席には10番のユニフォームが無数に掲げられ、そして、万雷の拍手が鳴り響いた。梁はスタジアムの各エリアでサポーターに頭を下げ、移籍してから初めて仙台のサポーターにあいさつをした。