ザーゴ監督は、試合後、「選手たちがこういう難しい試合をしっかりあきらめず、冷静にプレーした成果が、結果として表れた」と逆転に持ち込んだ選手のプレーをたたえた。敵将アンジェ・ポテスコグルー監督も、「後半は鹿島が勝ちに値するプレーをしました」と脱帽するしかなかった。

 鹿島はこれで勝ち点を48に伸ばし、5位に浮上した。試合数は鹿島が多いものの、3位名古屋、4位C大阪の勝ち点49とはわずか「1」差。「残りの試合を全員で気持ちを上げてやっていかないといけない」と気を引き締めた指揮官が、鹿島をさらに上へと導く。

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