J1リーグ第27節 横浜FM―浦和レッズ
11月14日(土)|16:00 日産スタジアム
勝ち点44で7位の横浜Mと、勝ち点42で9位の浦和レッズ。浦和が勝てば、勝ち点で上回る一戦だ。
現在3連敗中と調子を落としている横浜だが、その特徴はやはり攻撃にある。ピッチを支配してゴールを重ねるのが本来の姿。ここまでリーグ2位となる66得点を奪っているが、ここ3試合では3得点のみ。しかも、前節は完封負けを喫してしまった。ACLに戦場を移す前に、攻撃のリズムを取り戻したい。
一方の浦和は、現在、守備が安定している。直近8試合で複数失点がなく、3試合で完封している。ただし、攻撃力は物足りない状況で、6得点を奪った仙台戦、3得点のC大阪戦以外では、複数得点どころか、無得点の試合も多い。
攻撃でリズムとつかみたい横浜と、守備でリズムを作りたい浦和。攻守で特徴が異なる2チームの戦いとなりそうだ。
■横浜FM
7位 勝ち点44 13勝13敗5分 得点61、失点51、得失点差10
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
●A湘南 0-1
●H鹿島 2-3
●A広島 1-3
○HFC東京 4-0
○A名古屋 2-1
【通算対戦成績】
通算 70試合・35勝8分27負
ホーム 34試合・16勝3分15負
アウェイ 36試合・19勝5分12負
【直近対戦成績】
2020年 7月 4日 J1第 2節 A0△0
2019年 7月13日 J1第19節 H3○1
2019年 4月 5日 J1第 6節 A3○0
2018年 9月16日 J1第26節 H1●2
2018年 3月18日 J1第 4節 A1○0
【今節のみどころ】
調子を落している横浜のプラス材料といえば、やはり、前節・湘南戦でFW仲川輝人が途中出場したことだろう。9月27日以来となる試合出場を果たした仲川のプレー時間は10分にも満たなかったため、今節も先発は回避すると思われるが、昨季15得点を奪った得点力とドリブルが途中から出てくれば、相手にとって脅威となる。
懸念点は、前節から試合間隔が短い中での選手コンディションだ。負傷者が複数人いて、FWエジガル・ジュニオが移籍した中で、どうやりくりするのか。アンジェ・ポテスコグルー監督の腕の見せ所となる。